性暴力被害者の複合的課題に柔軟に対応できる包括的な支援事業を実施します。
病院拠点型支援センターの特徴を生かし、被害後早期に被害者に必要とされる機関等までアウトリーチを行い被害者への途切れない支援を実施すること、ケアマネジメント手法によって関係者連携を強固にし被害者の複合的課題に柔軟に対応できる包括的支援を行うこと、成果と課題をシンポジウムなどで社会に発信する事業です。
シンポジウム「性暴力被害者の複合的なニーズに基づく途切れない包括的支援~被害者支援の最前線から国の動向まで~」を12月8日(日)午後、尼崎市女性センタートレビエで開催します。
私たちNPO法人性暴力被害者支援センター・ひょうごは、今年度「性暴力被害者の複合的ニーズに基づく途切れない包括的支援」プロジェクトを行っています(WAM助成事業)。 これは、被害後まもない段階で当事者が相談する際に同行し、関係機関で支援の方向性を共有し、被害当事者を支える途切れないネットワークを構築するものです。本シンポジウムはそのプロジェクトの一環として開催します。
3名の登壇者から性暴力被害当事者の現状やその解決のために必要とされていること、国の取り組みなどをお話いただき、被害後早期に被害者とその家族が何に困っているのか学び、討議したいと思います。
このシンポジウムをきっかけに、支援機関同士の相互理解が深まり、被害者の初動支援に関する有機的なネットワークが構築できることを目指しています。
みなさまご多忙とは思いますが、ぜひご参加ください。
※本シンポジウムはWAM助成(社会福祉振興助成事業)を受け開催します。
講演内容 |
基調講演: 『被害直後に必要な支援、国の方向性』 登壇者:大岡 由佳 - 武庫川女子大学 心理・社会福祉学部准教授 第1講演: 『被害者、要支援者の緊急避難について ~こころんハウスの現状、利用者のその後~』 登壇者:曽我 智史 - 弁護士/社会福祉士 NPO法人つなご理事長 第2講演: 『若者の相談窓口~ユースクリニック国内外の取り組み~』 登壇者:日吉 和子 - 太成学院大学 看護学部教授 指定発言: 舟川 直輝 - 兵庫県県民生活部くらし安全課課長 高島 七帆子 - 尼崎市こども相談支援課・係長 |
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日時 | 2024年12月8日(日) 13:30~16:30(受付13:10〜) |
場所 |
尼崎市女性センタートレピエ 3Fトレピエホール 〒661-0033 兵庫県尼崎市南武庫之荘3丁目36-1 [Googleマップでみる] |
対象 | 性暴力被害にかかわる医療関係者、教育・保健福祉職、警察、こども支援にかかわる支援員等 |
参加費 | 無料(*事前申し込みが必要です) |
締切 | 2024年12月5日(木) 先着80名 |
参加申込 |
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お申し込み お問い合わせ |
NPO法人性暴力被害者支援センター・ひょうご |
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